2021.07.18
働き方改革という言葉が少し前に流行りました?が、、、
その流れに伴って、弊社でも見直しをしました。週40時間、週休2日をベースに社員の労働時間を組み直しました。
結果、労働時間の圧縮をしましたが、なかなかそのひずみが別のところに影響し見直しきったとも言い難いのが現状です。
以前受けていた別注の対応に時間をいただいたり、商品価格の修正などをしなければいけないことにつながっています。
社員教育に関しても以前より遅れる現状になりかねません。
長く働けばいいとは思いませんが、、、
これは自分が勤めていた時の話ですが、毎日平均12時間の勤務をしていました。自分としては、毎日ぐったりいて帰っていたのを覚えています。休みの日も昼まで起きることができず、夕方から出かけるような休日を送っていました。
それがいいとは思いませんが、今は8時間勤務がベース。ということは自分が勤めていた時の2/3の勤務時間。
例えば、今現在3年で習得する内容を自分だと2年で習得していた計算。
と考えると、短ければいいだけではないと思ってしまいます。人生の中で仕事というものをどう捉えるかですが、人それぞれの価値観が強く出る事象なのかもしれません。
若いとき、特に20代は、その職業の技術や経験を蓄える時期です。働き方改革でその機会を奪い取ってしまっているのではないか?と思っているこの頃です。
20代の気力・体力が充実している勢いがあるときに少し無理することも、その後の人生にとってかけがえのないものになるのではないか。
古い考えなのかもしれませんが、20代の経験はいまだに今の自分を支えていることは間違いなく、あの時できたという自信を持つことにつながっています。
こんなこと言いたくなるのは年とったのかな。。。それでも時代に合わせて進んでいかないとなあ。。。